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コビックスは長時間痛みを抑えてくれる

コビックスは腰痛や坐骨神経痛、肩こりなどの疼痛を緩和する作用をもつ鎮痛剤の一種で、先発薬セレコックスのジェネリック医薬品になります。
有効成分にセレコキシブを含みますが、痛みを抑制するメカニズムはプロスタグランジンと言う物質に作用する点にカギがあります。
体内で炎症が起こるとプロスタグランジンと言う物質が生成されます。
この化学物質そのものは疼痛を起こす作用は持っていませんが、プラジキニンと言う物質に作用することで痛みのシグナルを発することになるのです。
セレコキシブは痛みの大本の原因となるプロスタグランジンの生合成を阻害することによって、痛みをもとから断つので諸種の疼痛緩和に効果を発揮するわけです。
ところでプロスタグランジンには幾つかの種類があり、痛みを顕著にするものから傷修復に関わるものまで多岐にわたります。
セレコキシブはなかでも疼痛に関与するCOX-2と言う種類に選択的に作用し抑制する効果を持っていることから、セレコックスやコビックスは「COX-2選択阻害薬」と呼ばれています。
鎮痛薬には疼痛の種類に応じて、即効性と持続時間に幾つかの違いを持っています。
なかでもコビックスは効果持続時間が長いのが特徴で、服用回数も1日2回朝と夜の服用ですむ点で、煩わしさにも配慮された仕様になっています。
特に平日日中は多忙で薬の服用を忘れがちな方でも、安定的に疼痛をコントロールすることが出来るのがメリットです。
効果がおよそ8時間以上にわたるので朝と夜の服用でカバーできるわけです。
反面コビックスは短時間で急速に出現する急性の痛み症状の緩和は、あまり得意ではありません。
疼痛のタイプに応じて使い分けるのが肝要です。
そこでコビックスは腰痛や神経痛などの慢性の症状に悩まされており、時間的に症状の出現を予想できるような環境の方には、心強い味方になってくれることでしょう。
ただし漫然と使用するのは副作用のリスクがあるので、メリハリを付けて服用しましょう。

コビックスは胃に優しい薬

コビックスはセレコックスのジェネリック医薬品の為、価格をリーズナブルに抑えることが出来るメリットがあります。
しかしそのメリットは価格の安さだけではありません。
副作用が少ないので身体への負担をあまり心配することが無い点も指摘できるのです。
コビックスは鎮痛効果が現れるまで、30-60分程度の時間が必要なので即効性は持っていません。
ゆるやかに胃の中で溶けていくおかげで、胃壁などにダメージを与えることが少なく吐き気やみぞおちの痛み等の副作用は従来の鎮痛剤に比較しても、低く抑えられているのです。
また即効性のものでは効果半減時間が1時間程度のものがある一方で、コビックスは8時間以上効き目が続きます。
そのような特徴は使用方法にも現れており、1日2回朝と夜の服用で足ります。
逆に3回以上服用したり、痛みを感じる都度服用を行うことは、コビックスの特性を踏まえない使用法であって、副作用のリスクも高めるので正しい使用方法を遵守するのが妥当です。
コビックスはCOX-2選択阻害薬に分類されることは既述しましたが、このCOX-2と言うプロスタグランジンは胃粘膜にはほとんど存在していません。
しかも炎症時に特異的に出現するので、胃へのダメージを回避しながら、効果的に痛みの原因にアプローチできるわけです。
コビックスは腰痛等の典型的な慢性痛の他、関節リウマチや手術や外傷後や抜歯後の疼痛にも効果を発揮し、しかも安全性が高いことから医療現場でも広く使用されています。
ゆるやかに効き目が現れるので胃などの消化管への負担も少ない鎮痛剤と認識されているのです。
ただし高血圧治療中の方や心筋梗塞等降圧薬や抗凝固薬・利尿剤等を服用中の方は飲み合わせに注意が必要です。